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ビーセグ:流れていく生活、日々の雑感、子育て、ガジェット

グーグルのジレンマ、インターネットの果て

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最近の検索結果から濃厚さが失われつつある件について

レシピ検索したらクックパッドの大合唱
雑学検索したらネイバーまとめ
医療ネタ検索したら知恵袋か代替医療系ブログかにわかライターが記事書いてるいらねぇインデックス頭につけて数行ごとに適当な画像突っ込んでくるネイバーのパクリみたいなサイト

薄いんだよ!

バー理科室の備忘録 

いやもう、本当にその通りだなぁと。ネットでお金になるようになってきて、だぁーと人が群がってきて、その先はどうなるかというと…全体が徐々に沈んでくるんじゃないかなぁと思います。既存のメディアをマスゴミマスゴミ、と批判しながらも、ネット自体もマスゴミとまったく同じ手法を使って、自身がマスゴミ化しちゃってる…。グーグルも結局広告収入で生きている訳だから、中身のうすーいサイトがPV集めるようならきっとそれを支持すると思います。うすーいサイトをどうにかしようと思っても、広告が効果的に働くなら、良しとせざるを得ない。ネットを整理する、有益な情報を見つけやすくする、という目的を掲げながらも、逆に煩雑に、情報を探しづらくしているのがグーグル、ということになってしまう。

でも逆に、結局ネットはうすーい情報の雑多な海でいいのかもしれない。濃い情報は結局リアルにしかない、みたいな結果になるのかもしれない。そのうちグーグルも広告以外の収入の柱ができれば、ネットの整理なんてやーめた、広告やーめた、人工知能の実験用データとしても意味なくなったー、ってなったりして。そうなった時、ネットってどうなるのかなぁ?