ガォーッ！！
国立科学博物館で開催中の恐竜博2016に子供と行ってきました。写真は説明不要？ティラノサウルスの化石です。名前は“スコッティScotty”。
かなり近い距離で観れるので、大迫力でした。
そして、博物館イチオシのスピノサウルス。
会場は、1年前の生命大躍進の時よりも広さをとったレイアウトで、混雑はしていましたが、そこそこ見れました。今回、スピノサウルスは水に入っていたのでは、という新説をもとに展示しているとのこと。こうして比べてみると、スピノサウルスの骨の方が魚に近いように見えてきます。他にも化石の展示はありましたが、割愛します。実際に見に行ってください（笑）で、恐竜博を見終わった後は、
ズラーっと展示のある、地球館を見ることを強く強くお勧めします。特別展（恐竜博）の隣に入り口があります。化石・骨の数ならこちらが圧倒的です。しかも、追加で入場料はかかりません。写真はB2Fです。
地球館B1Fにもトリケラトプスとティラノサウルスの化石があります！恐竜とか化石が好きならB2F、B1Fです。
地球館は「魅せる」ことに重きを置いているようで、ショーウィンドウのような展示だったり、空間が楽しいのです。特別展より空いているので、ゆったり見ることができます。
さてそろそろ帰ろうかと、日本館を通り抜けた出口から退館するのですが、このシロナガスクジラのインパクトがすごいです。展示の混雑と、たくさんの情報に触れた後の疲労感が、ここで一気に粉砕されます。博物館で見てきたものは、目の前にある自然の一部で、その広い広い自然の中にいま自分もいる、ということを思い起こさせます。この流れが好きです。
恐竜博は6月12日（日）までです。チケットは行きの電車の中で、スマホで買えて便利でした。ちょっとだけ入場までの時間を短縮できます。バーコードをスマホの画面に表示させて入場しますが、チケットはもらえます。チケットを保存しておきたい方も大丈夫です。
ちょっと後悔しているのは、もう少し下調べをしてからの方が、また別の見方・楽しみ方が出来たかな、ということです。
スコッティの頭骨アップ。下顎の病変の跡がよく見える。頭骨については実物及び復元レプリカが恐竜博2005で来日しているので、パンフをお持ちの方はぜひ見比べていただきたい。
（中略）
先日紹介したカスモサウルスChasmosaurusの幼体UALVP 52613（実物！）。ため息の出るほど美しい標本である。実物頭骨も展示されているので、ぜひともじっくり観察されたい。
「下顎の病変の跡」「幼体UALVP 52613」「美しい標本」。…個人的に言葉自体にすごくそそられるし（笑）、化石の背後には論文やら経歴やらがあることがわかると、ものすごい奥行きを感じます。これから出かける方に参考になれば幸いです。でも自分の楽しみばかり優先すると、子供とペースが合わなくなってしまうので、難しいところです。今回は子供となるべくペースを合わせつつも、自分も楽しく見れたから、それはそれで良かったとしよう。
子供と行くのは今回で3回目です。数年前、上の娘とたまたま二人で初めて地球館を見に行き、楽しさにびっくりました。今でも上の娘は「楽しかった」と言ってくれます。男３人兄弟だった自分は、娘との付き合い方が今ひとつわからないのですが、この時の楽しさは、彼女が大人になっても忘れないと思います。映画やディズニーランドも良いですが、小学生3年〜6年くらいの子供と行くのに、国立科学博物館はとても良いところだと思います。子供も楽しめて、自分も楽しめるとなれば、出かける足も軽くなります。
恐竜博を見た後は、地球館も是非！
特別展の後、地球館、日本館のすべてを見るのは相当なボリュームです。小学５〜６年くらいにならないと難しいかも。今回は特別展と地球館のB2F、B1Fだけを見て、さらっとお昼前に帰途に着きました。休日はレストランも混んでいるので、お弁当を持って行って見れるところまで見る、というスタイルでまた来年か、再来年、行きたいなと思っています。
今回もあまりに楽しくて、写真も思ったよりもきれいに撮れてびっくり、仕事はいろいろダメ…、なのでブログを作ってしまいました。
〜 番外編 ミュージアムショップ 〜
若い時は絵葉書1枚だけ買って退散できたんですが、家族ができてからは、けっこう博物館運営に貢献しています…。妻はカタログと絵はがき、子供はメモ帳と下敷き。自分は博物館限定の海洋堂ガチャガチャが恒例となってしまっています…。今回はやっぱりスピノサウルスと、新解釈の羽毛の生えたティラノサウルスを狙ったのですが、出たのは…
パラサウロロフス（幼体）と、
イー…。妻はイーじゃん！とか半笑いで言ってくれたんですがね…。じゃあ、後２回まわす！っていつもは突っ込んでしまうのですが、今回はここで打ち止めとしました。なぜなら…
ジャーン！スピノサウルスのペーパーモデルを買ってしまったのです！これは良い！かっこいい！。ガンプラはもう無理でもこれなら何とか作れる！…ただ、博物館限定ではない！アマゾンでも買えちゃう（笑）これを先に買ってしまったので、ガチャは打ち止め。
でも本当に素晴らしいです。表面に黒い粉が付いているので、説明書通りに、作る前によく拭いたほうが良いです。拭いても少し指は黒くなります。あと余裕がある人は、ノリかボンドで接着しながら作ったほうが、後々ゆるくなってパーツが落ちたりしないので良いと思いました。↓パッケージも好きです。日本のメーカー、頑張ってるなと思いました。
ウラノというメーカーでした。アマゾンでも買える、と思ったら、Sサイズは在庫切れ、（大）のみでした。やっぱり人気でたのかな？ もうショップにもないかもしれませんね… あったら買い！（笑） 以上、〜番外編 ミュージアムショップ〜 でした。
